不倫とこども
女探偵いずみです。
2022年ですね、
昨年もたくさんの方から調査依頼を承りまして、心より感謝申し上げます。
コロナも関係なく、世の中には嫁姑問題と同じくらい、不倫問題がはびこっていることを痛感した一年でもありました。
今年のブログは、
今までの不倫調査で、ぜひ自分の体験をSNSなどで紹介し、
同じように悩んでいる方の役に立ててください、
と快く不倫調査の共有を承諾してくださった方の話を中心に紹介したいと思います。
インスタは今まで通り、
皆さんの荒くれだった心が少しでも和らぐような投稿を続けていこうと思っている所存ですので、
そちらもチェックしてくださいね!
それでは早速、
依頼者アイさんの不倫相談です。
依頼者
アイさん 35歳
結 婚 7年目
子ども 8歳・9歳(二人とも女の子)
フルタイム勤務 事務職
依頼内容
アイさんは夫のタケルさん32歳と、二人のお子さんの4人家族。
アイさんもフルタイムで仕事をし、夫も建築関係の仕事をしている。
半年ほど前から、夫の出勤時間がいつもより1時間以上早くなり始めたため、
仕事が忙しいのだろうと信じていたアイさん。
ところが、帰りの時間も日に日に遅くなりはじめ、
ついには朝4時から家を出て、帰りはいつも家族が寝静まった午前0時過ぎに
なる始末。
残業という夫を信じていたが、残業手当がつく様子もなく、
さすがに何かある、と考えた。
ある日、夫が寝ているすきにスマホを覗いてみたが、
パスワードがかけられ確認することができなかった。
姑に相談したところ
「仕事と言っているなら夫を信じないでどうするの」と言われてしまい、
一旦は夫を信じようと努力をした。
ところが、
そんなある日の夕方、長女が泣きながらアイさんに訴えてきた。
「パパの様子が最近おかしいから、スマホを見てみたの」
どうやら平日は全く顔を合わせず、仕事が休みであるはずの土日も
なんだかんだ言って家を出るようになった父親に、
子どもも異変を感じていた様子。
たまの休日、家でゴロゴロしている夫のスマホを、子どもは横で盗み見していたというのだ。
必死にパスワードを記憶し、
夫がスマホを手放す時を探っていた長女。
チャットアプリを覗いてみると、
そこには”パパが知らない女の人と変な会話をしていた”らしい。
そのことを聞いて顔面蒼白になったアイさん。
今まで放っておいた自分を責めた。
どうしてもっと、早く対処しなかったのか。
姑の言うことを鵜呑みにしなければよかった…
正直、真実を見るのが怖かった、
きっと女がいてもこのまま勝手に別れるだろうと都合の良いように解釈をしていた。
でも、もう現実を見て、戦わなくてはならないのだ、と確信し、
女探偵いずみに電話をした。
子どものことを考えて、離婚はしない。
女がいるならはっきりさせて、別れさせたい、一から夫婦をやり直したい。
調査結果
夫の会社は朝7時に従業員が出勤する。
家から会社までは車で40分。
ところがほぼ毎朝、夫は4時に家を出ていた。
尾行の結果、朝は会社関係者の自宅へ寄って、そこで手作りの弁当を受け取っていた。
仕事は早い時で16時には終わり、帰りにパチンコへ行く日もあった。
ところが夫は帰宅せず、18時頃、スーパーの総菜売り場で弁当を2つ購入。
そのまま30分ほど駐車場で時間をつぶし、不倫相手の女を待つ。
女はアイさんの夫が待つ駐車場に車で現れ、夫の車の真横に停車。
それに合わせて夫も自分の車の運転席から後部座席へ移動。
女もアイさんの夫の車の後部座席へ乗り込んだ。
車内でアイさんの夫が購入した弁当を食べる二人。
その日は3時間二人きりで過ごした後、それぞれの家に帰宅。
しかし、夫はまっすぐ家に帰らず、コンビニの駐車場で0時近くまで停車。
車内で電話をかけていた様子。
次の日、夫は朝から職場へ向かわず、
10時に大型ショッピングセンターで女と待ち合わせをし、
夫の車でドライブをした後、郊外のラブホテルへ入った。
18時にラブホテルを出て、すし屋に入り二人で食事。
すし屋から出てきた二人は気が緩んだのか、手を繋ぎ体を密着させ車へ戻った。
調査の結果、
二人はほぼ毎日のように仕事帰りに車で密会し、
ラブホテルには週1回出入りしていた。
しかも、日曜日には女の子どもと三人でレストランへ行くこともあった。
女は夫の会社の取引先の事務員で、現在は実家暮らしだが、幼い子をもつシングルマザー。
アイさんの夫は、女との食事代やラブホテル代を捻出するため、
自分の昼食代を浮かせようと、会社の先輩の奥さんに弁当を作ってもらっていたようだ。
そのため、毎朝早く家を出て、先輩の自宅まで食事を受け取りに行っていた。
後に、この会社の先輩には「妻が全く家事をしなくて困っている」と嘘を浮いていたことが分かった。
それでも夫はデート代がなくなるとアイさんに
「送別会に参加しなければならないから、〇万円ちょうだい」と
虚偽の申告をし、小遣いをせびっては女に貢いでいた。
ちなみに、その送別会とやらも嘘で、その日は女と少し高めのラブホテルへ入っている。
調査結果を受けて
「相手の女、ブスですね…」
アイさんの第一声だ。
愛人が美人でもなければ若くもないことはよくあること。
本当に、普通の、ごくごく普通の一般女性、一般男性が不倫にのめり込んでいる。
夫が自分以外の女にのぼせ上っている動画を見て、アイさんは泣いた。
実はこの調査結果の確認にはアイさんの弟さんも同席されていた。
日に日にご飯も食べられず、夜も眠れない姉が心配なのだ。
弟さんの方が「気持ち悪い!」「許せない!」「こんな奴と今後親戚付き合いなんて無理無理無理!」
と大変な怒りと興奮が抑えられない様子。
「俺たちが姉ちゃん家族を守るから!」
弟さんも、結婚されていて、最近お子さんが生まれたそうだ。
だから余計に、家族を大事にしないこの義理の兄が許せないし、理解できるはずがない。
アイさんには「仕事が忙しい」といい、子育ても家事も全て任せっきりだった不倫夫。
「回らないお寿司屋さんなんて、結婚してから一度も行っていません」
「それにこの二人、おそろいのスニーカー履いてますね」
「私はフルタイムで仕事、毎日バタバタと夕飯の支度をして、掃除洗濯して、夫のご飯も準備していたのに」
「ダイエットしたいから、夕飯は少しでいいって…少ししか食べていないのに痩せなかったのは女と外食してたからなんですね…」
「いっそのこと、外で食べるからいらないって言ってくれればよかったのに」
「なんで女と遊んで帰ってきた旦那の洗濯物を、私が洗わなきゃならないの…!!」
「それに、休みの日さえ、子どもたちとは一切遊ばずに…仕事と言っていたのに…だから子どもたちも我慢させていたのに」
こんな夫、いらない。
子どもたちにとっても、いないほうがいい。
「さみしい思いをしないように、俺たちも協力するから」と弟さんも後押しをする。
アイさんの結論だった。
しっかりとした証拠があるため、
夫も言い訳ができるはずもなく、慰謝料を受けとり、子どもたちの親権もアイさんへ。
養育費も納得のいく形となったとのこと。
もし、あの時相談に来ていなかったら…
証拠がないまま夫から離婚してくれ、と言われていたら…
もしかしたら、真相がわからないまま路頭に迷っていたかもしれません、
とアイさん。
今回は理解ある弟さんやご実家の支えもあり、
アイさんのお子さんたちもどうかこれ以上の苦しい思いをしなくて良いようです。
それにしても、奥さんより先にお子さんが不倫に気づくケースが増えているんです。
お子さんの心は誰が守りますか?
見て見ぬふりは、大変危険です。